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ドル高でロンドン銅が下落

Aug 10, 2023

2023年3月10日に撮影されたこのイラストには、日本円と米ドルの紙幣が見られる。ロイター/Dado Ruvic/イラスト

[8月1日 ロイター] - 火曜日のロンドンの銅価格は、ドル高により他通貨保有者にとって米ドル価格の金属が割高になったため、下落した。

ロンドン金属取引所(LME)の3カ月物銅相場は0805GMTまでに0.5%安の1トン当たり8788ドルとなった。

アルミニウムは0.5%下落して2,270.50ドル、亜鉛は0.3%上昇して2,573ドル、鉛は0.2%上昇して2,153.50ドル、ニッケルは0.7%上昇して22,440ドルとなった。

米連邦準備理事会(FRB)の調査で、米国の銀行が第2・四半期に信用基準の厳格化と融資需要の低迷を報告したことが示され、金利上昇が経済に影響を及ぼしている兆候を示したことを受けてドルが上昇した。

金瑞先物は、閑散期の銅の消費は一般に限られているとし、供給も限られており、中国の景気刺激策のニュースを背景に短期価格がさらに上昇する可能性があると付け加えた。

中国は月曜日、さらなる政策ガイドラインを発表したが、経済を押し上げるための具体的な措置はなかった。 中国政府と深セン市は週末、詳細は明らかにしなかったが、住宅購入者のニーズにもっと応えるための措置を講じると発表した。

上海先物取引所で最も取引の多い9月の銅は1トン当たり1.6%上昇して7万600元(9852.77ドル)、アルミニウムは1.1%上昇して1万8570元、亜鉛は1.8%上昇して2万1175元となった。

鉛は0.5%下落して1トン当たり1万5895元、ニッケルは0.5%下落して17万1270元となった。

LMEの倉庫在庫が5,275トンに急増し、2020年10月以来の高水準となったため、錫価格は下落した。SHFEの錫在庫は2017年以来最高値付近で推移している。

LME錫は最大3.6%下落して1トン当たり27,595ドルと7月6日以来の安値となり、SHFE錫は最大4.2%下落し1トン当たり224,180元と7月5日以来の安値となった。

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(1ドル=7.1655元)

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